2012年4月6日金曜日

第1回「中小企業の海外展開」勉強会

昨日、政策研究大学院大学で開催された第1回「中小企業の海外展開」勉強会に参加させて頂きました。
当日は、守山宏道氏(経済産業省中小企業庁国際室長)、大野健一氏(政策研究大学院大学教授)に直接質問をぶつけることが出来、弊職も大変勉強になりました。

また、一昨日に引き続き、武蔵大学教授 松島桂樹先生、ITCA 播磨 崇会長とご一緒させて頂き、有意義な勉強会となりました。

この場をお借りして御礼申し上げます次第です。


弊職は、中小企業の海外進出については、かねてよりサポートさせていただいており、香港、深セン、台湾等、企業進出のお手伝いもさせて頂きました。




今回の勉強会で行われた現状の環境分析において、かなり明るい未来を感じた次第です。

これから発展を目指す中小企業において、一番大きいメリットは、下記の点です。

日本政策投資銀行(政投銀)と大手商社の双日は、中小企業のアジア進出を支援することで提携した。インドネシアやベトナムなどで工業団地を営む双日の情報を、政投銀が地方銀行を通じて中小企業に提供する。進出企業には手続き面や資金面でも支援する。

つまり、直接的な融資が受けられるような下地作りが出来ている事です。

昨日も論点として「産業空洞化におけるGDPの低下」が取り上げられたのですが、これからおきる日本という国の環境を鑑みますと、逆に「今こそ時は来たり!」という思いになります。

これについては他にも沢山のメリットがあるのですが、別の場所で、同じ思いをお持ちでいらっしゃる方がいらっしゃいましたのでご紹介いたします。

ファーイーストコンサルテイングファーム 代表取締役 山口 巌氏です。

弊職も昨日の意見交換の際、同じ事を考えていたのですが、山口氏の方が詳細に述べられております故、是非こちらをご参照いただければと思います。

弊社におきましても、マレーシアのペナン州に駐在員事務所を構え、JETROとの情報交換の元、海外の企業(特に日本企業)を支える準備を既に始めております。


海外進出を実現された企業のご経営者様からは、いつもこんな答えがかえって参ります。

「こんなに簡単で面白いなら、なんですぐに海外進出しなかったんだろうか。正直後悔しています。」


弊職は、地の利、時の利、人の利が初めて今揃ったと考えます。

厳しい経営環境だからこそ、中小企業の海外進出が有効だと思量する次第です。
弊職、全力のサポートを心に誓った勉強会でした。

えっ?言葉の問題?
スマートフォンに現地語の翻訳ソフトを入れていけば何の問題もありませんよ(笑)


経営のヒントになれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿