2012年5月15日火曜日

箱舟に積むモノ

というイベントに参加させて頂きました。

テーマは「日本の就労問題、<これからの生き方>国内支援・海外支援」


と言うことで、アツいトークショーでした。


まさにこれは今の日本が抱える大きな問題。


弊職はカチコミ大好きということもあって、最初からトークに参加させていただき、貴重な時間を共有させて頂きました。


沢山のご縁を賜りましたこと、幸甚の次第でした。
この場をお借りしまして御礼申し上げる次第です。


司会の矢野デイビットさんと北川義樹さん

さて、当日は参加者全員が自分の立場で問題を考え、議論をする場という事でとても有意義な場所だったと思います。


様々な角度から、沢山の意見が出てきて、沢山の気付きがありました。

  • なぜ、働かないといけないの?
  • 社会って何?
  • 男性の負担と女性の負担
  • ホームレス問題
  • 無職として生きる
  • 夢って何?
  • 出来る人と出来ない人がいるけど、出来ない人はどうすればいいの?

こんな感じの疑問や質問が出てきたように思います。

経営者視点で考えると、どれも特に悩むようなことではないのですが、やはり20代、30代にとって、将来への不安が重く圧し掛かっている現実を見た気がしました。

これは幣職の仮定ですが、現在の日本(世界的にも)視点がお金にフォーカスされすぎている事が、そもそもの問題なのではないかと思いました。

会社は、人、物、金の3要素で構成されるものです。

ところが、最近の風潮として(人も企業も)お金にフォーカスされすぎていて、即物的なものを求めているような気がしてなりません。

単純な話ですが、目標となる売上があったとして、それが達成された時「なぜ成功したのか?」という点を検証している企業や個人は少ないように思います。

成功は時の利、人の利、地の利の3要素があって初めて成功すると考えています。

そして、ここにITコーディネータのプロセスガイドラインの定義を持ってくると、6Cの視点で見ることが大切です。

  1. 顧客
  2. 競争相手
  3. 企業
  4. 社会的責任
  5. 企業の独自能力
  6. 個人能力

最後の個人能力がないと企業は存在すら出来ませんから、一番大切なのですが、組織として考えた場合、10人が10人フルパワーでがんばってくれるなんて事は絶対にありえません。

良くて1人か2人でしょう。

残りの8,9人を今までの右肩上がりモデルでは企業が持っていられたものが、単純に今は難しくなったのではないかと思量します。


そうだとすれば、仕事をする場所があればいいだけで、企業は従業員の生活なんか担保する必要がないんじゃないかと思います。

企業は企業の甘えがあって、個人は個人の甘えがあって、うまく機能しなくなっているだけでは?と思います。

日本には、かつて「丁稚奉公」という仕組がありました。

逆に今だからこそ、最低賃金なんて幻想は綺麗さっぱり忘れて、場所さえあれば十分なんじゃないかと思っています。



何かのヒントになれば幸いです。
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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