2012年5月1日火曜日

マレーシアビジネス報告

久しぶりの更新になってしまいました。
深くお詫び申し上げます。

さて、前回もご報告しましたODAの件ですが、今回の政策にマレーシアは含まれていません。
しかし、それに伴う大きなメリットもございます。

弊職が実際にマレーシアのペナン島に出向いて参りましたので今回はご報告をさせて頂きます。

ペナン島の朝

弊社はマレーシアのペナン州に駐在員事務所を構え、日本の小さな企業の海外進出のお手伝いをさせて頂くことになっております。

まずは1年の間、海外進出をされる中小企業支援をさせていただきたく考えております。

では、なぜマレーシアなのでしょうか?

実はここに大きな戦略的意図があります。

まず、第一にマレーシアは多民族、多宗教、多言語国家です。
つまりあらゆる方面に対して販路拡大の拠点としやすいのです。

マレーシアというと、クアラルンプールがあります。
ほとんどの方がクアラルンプールを選択されますが、中小企業にとっては結構ハードルが高いのも事実です。

まず、滞在費や実際に事務所を構える費用ですが、ざっくりした費用で考えると、ペナン島ならクアラルンプールの半分ですみます。

実際の金額で言うと、クアラルンプールでは大体4~50万円ぐらいかかる所が、ペナン島なら2~35万ぐらいで可能です。

東京と大阪を比較してみて欲しいのですが、こんな費用の差は出ません。

実はここにペナン島のメリットが隠されています。

ペナン島は世界遺産に登録されている観光地です。
ですが、ビジネスをするにもいい環境が整っています。
下記に列挙していきたいと思います。



  1. ビジネスに使えるオフィス群が相当数空いている。
  2. 車でタイ国境まで2時間ほどで行ける。(陸路がある)
  3. 優れたIT環境がすでにある。
  4. 気候が過ごしやすい。
  5. ストレス解消の場所がすぐそばにある。(別に変なお店の事ではないですよw)
  6. 人件費が安い。
  7. 英語にみんな慣れている

こんな所でしょうか?

クアラルンプールは最初からビジネスを想定しているので大企業が大きな資本を投入して、足早にビジネスを進めるにはいい拠点ですが、中小企業はそうは行きません。

そこで、ペナン島で最初のステップを踏んで、小さな成功体験をすることが大切だと考えます。

勿論、いきなりベトナムやタイやミャンマー、インドネシアでもいいのですが、世界市場を相手にすることを考えると、中国語、英語、韓国語、程度は突然必要になります。

これは普通は実にコストが掛かるのですが、ペナン島なら結構簡単に優秀な人材が集まります。

なぜなら、世界遺産という環境に住んでいる人達なので、相手がどんな言語を使おうが全くひるむことがありません。

そして、彼ら一流のネットワークを駆使してその言語を使える人がすぐに出てきます。
出てきてくれたら現地で即採用すればいいのです。

これから海外進出を検討されている中小企業の方にとって、こういった国際感覚を身につけるのにはとてもいい環境が整っているのです。

まさに中小企業向きな環境です。

そして、週末にはこんな所で休めばいいのです。

市街地から数分でこんな場所があります

買い物だって東京と変わりません。しかも安い!



世界市場を目指して外貨を稼ぐなら、いい場所で準備運動をして、その後に大きく展開すればリスクも回避できます。



もっと簡単に申し上げましょう。

ちょっと贅沢にビジネスごっこを世界遺産でやってみると考えてみてはいかがでしょうか?



今の閉塞された日本の環境からちょっと離れて、世界的な視野でビジネスを考えてみる
このぐらいのスタンスでいいのではないでしょうか?

あまり難しく考えても仕方ありませんし、最初の一歩が肝心です。

どうぞ世界に目を向けて海外戦略をたててみてはいかがでしょうか?
せっかくITが発達し、LCCも増えてきました。

東京、大阪間(新幹線指定席)より、羽田、ペナン間(LCC)の方が安いのです。

凝り固まった頭をほぐしつつ、世界戦略を練るには最適かと思います。

弊社では、現地での宿泊先をはじめ、弁護士、会計士、税理士、移動の手配など、ワンストップサービスでお手伝いさせていただく環境を整えております。

どうぞお気軽にこちらからお問い合わせください。
下手なツアー会社より余程ローカル情報は強いですよ(笑)

単純にペナン島に旅行したい方も是非お問い合わせください。無料で手配させて頂きます。

東京に負けないおしゃれなカフェ

※被災地の方の無料避難パッケージもご用意しております。どうぞ遠慮なくお問い合わせ下さい。


お役にたてれば幸いです。
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。







0 件のコメント:

コメントを投稿