2012年3月19日月曜日

カンブリア経営塾

先日、貴重なご縁を賜り、テレビ東京の番組「カンブリア宮殿・拡大版」カンブリア経営塾に弊職も参加させて頂きました。


ゲストは、マックからマックへと華麗な転職をし、イノベーションを常に実践されている日本マクドナルドホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長兼CEO  原田 泳幸(はらだ・えいこう)氏 です。


実は、この番組の企画段階で弊社は先に取材されておりまして、弊職としては「日本がこれまで投資してきたIT投資が実を結んでいない点について、原田流イノベーションを告知してほしい」とお願いをいたしておりました。

ところが、番組スタッフが出演なさる経営者に取材を進めたところ「今、とても困っている」とおっしゃる経営者の方がとても多かったので「質問形式で原田社長にケースバイケースで聞いて行きましょう」という形式へ急遽変更されました。


よって、弊職はちょっとしか映りません、ご安心を(笑)


ですので、今現在困っていらっしゃる経営者の皆様におかれましては、大変勉強になる内容になっております。

番組テーマは「どうすれば変われるか?“マック改革”の全貌」です。

お時間がございましたら是非ご覧下さい。
3月22日 22:00~放送です。




さて、原田氏はドラムの達人としても有名な方です。
恥ずかしながら弊職もドラムを中学生からずっと続けておりまして、ドラマーにしかわからない経営エッセンスを吸収できればと考えておりました。


経営塾に参加させていただいて感じたのは、やはり、弊職の考えていた通りでした。
逆に弊職が業務において行なっていることに間違いはなかったのだと確信を得ることができました。
まさに納得の内容でした。

弊職としては、後日、是非一緒にツインドラムでセッションをさせていただければと思っております。
まあ、弊職ごときのテクニックでついていけるかは疑問ですが(笑)


マック改革については番組をご覧いただくとして、弊職が感じた原田流イノベーションの事例をご紹介いたします。


原田氏はアップル時代から「イノベーションが大事」と一貫しておっしゃっております。
では、イノベーションはどうすれば起こせるのでしょうか?

イノベーションの素はインスピレーションです。
つまり、インスピレーションをどう現状の環境に落として業績をあげるか?


これだけです。


じゃあ、インスピレーションの元になるものは何か?


それは基礎練習(Basic)にしかないのです。
基礎があって、初めてひらめきが生まれます。




ドラムという楽器は、ビートを刻んで、バンド全体をコントロールします。


右手、左手→ハイハット&スネア、タム、シンバル群
左足→ハイハットのオープンクローズ
右足→バスドラム




これらは勿論全身をつかって行います。
さらに、演奏中はドラマーは各パートに無言の指示を出しています。




ハイハットはリズムギターへ
スネアドラムはリードギターへ
バスドラムはベースへ




まさにバンド演奏には全体最適エンパワーメントが必要です。
実に経営と同じではありませんか!


ドラムの基礎練習には正確にリズムを刻む為にあることにとても注意します。

それは、「休符」をしっかりつけることです。

リスナーは出ている音にしか反応出来ませんが、実はしっかりとした休符をドラマーが演奏できて、初めて素晴らしい演奏が実現出来るのです。

経営者の皆さん、ちゃんと休符をとってリズムをとって経営していますか?

「見えない努力」≒「休符」

弊職はそんな風に感じた次第です。
今回も経営のヒントになれば幸いです。






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