少々古い記事で恐縮なのですが、弊職が今後の動向に注目している次世代IT革命のお話です。
詳しくはこちらを参照していただきたいのですが、アジア各国でAndroid端末の値段が恐ろしく下がって来ています。
未だに中国においてもAndroid端末はゲームやSNSとしての利用がメインです。
弊職はインドには行ったことがありませんが、こちらなどから情報を見ていると、革命の兆しが見て取れる気がしてなりません。
基本的にEコマース(っていう言葉もちょっと古い気がしますが)はカード決済を基本にしています。
それが、国際的な不況でカードの与信に問題が発生していて、カード破産者続出の世界情勢です。
さすがにこれでは各カード会社は回収出来なくなって辛いですから、今までの方法ではなく、こちらのようなネット決済に特化したサービスを各社が始めています。(注、別にアファリエイトとかではないですよ、念の為w)
この流れが何を意味するかというと、今まではカードもなく、購入するプラットフォーム(PC、プロバイダー契約等)を利用出来なかった人達が街角の無料の無線LANを使って、商品を買うことが可能になった事を意味します。
これは、もしかすると流通の革命がおきるかもしれません。
中国においても、インターネットで買い物をする人は自分の会社宛に商品を送ってもらうケースが多いそうです。
それは、日本のように宅配便のようなサービスが普及していないためです。
法人宛だと優先的に届けるようなローカルルール的な事も影響しているようです。
おそらく、中国、インド、ちょっと離れてインドネシアあたりは同じような環境でしょう。
でも、今までインターネットで購入する事が出来なかった人達が、会社宛に商品を送ってもらえて、確実に安く商品を購入出来ることに気付き始めています。
確実に今後、どこかのタイミングで今まで眠っていた消費者層が購入を始めます。
それは明日も知れませんし、1年後なのか2年後なのかはわかりません。
しかし、爆発的にユーザーが増える要素を持っているのは間違いないと思います。
どこの国においても、グローバル化はローカライズ化から始まります。
このマーケットを見据えて動かなければいけないのは今だと弊職は考えています。
リサーチなどから導かれる情報だけでなく、広大なマクロ的視野で今後の経営戦略を立案していかなければいけない時代が来たのではないかと思います。
過去の成功モデルを追うだけでは何もなりません。
自戒の念も兼ねて書きますが、経営者が戦略と戦術を履き違えると必ず痛い目にあいます。
ご参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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