2012年3月31日土曜日

明日からの新しいバイブル

今日はITコーディネータのお勉強会に参加してきました。
弊職はいつもこういったITコーディネータの勉強会に参加させていただくと感じることなのですが、皆さん本当に個々にモチベーションがとても高く、しかも各分野におけるプロフェッショナルが集まります。

弊職は毎回、必ず「新しい気付き」を得させていただいております。
そして、また新しいご縁も。

今回も、大変有意義な勉強会でした。



さて、弊職が取得しております「ITコーディネータ」という資格は継続学習が義務付けられており、一度取得したら最後、それこそ死ぬまで勉強しなければ資格の継続は出来ません。

本日の勉強会は、明日(新年度)から全面的に変更される「ITコーディネータプロセスガイドライン Ver.2.0」について、変更点および新しく追加された新しい箇所について、確認させていただくと共に、このガイドラインを個々のITコーディネータがどのように活用し、未来を切り開いて行くのかを勉強して参りました。

これは製本版については有料ですが、PDF版はどなたでも無料でダウンロード出来ます。
データは2,359KBあるので、お使いの通信環境によっては少々重いかも知れないですが、是非ダウンロードしていただければと思います。

PDF:ダウンロード


さて、このプロセスガイドラインはITコーディネータにとっては、まさにバイブルと呼べるもので、各フェーズの定義やアクティビティについて詳細に記載してあります。

ITコーディネータ資格取得者は正に様々な業種、業態のプロフェッショナルで、中には、医師、弁護士、公認会計士、税理士等々、沢山のプロフェッショナルが取得しています。
もちろん、各ITベンダーの社内ITコーディネータとして活躍している方も多数いらっしゃいます。

このプロセスガイドラインの利点は「ITコーディネータの共通言語」として活用できることです。
まさにバイブルなのです。

そして、このプロセスガイドラインをちょっとカスタマイズしていけば、どんな環境においても道を失う事はありえません。

基本がプロセスガイドラインに書いてあるのですから。

※じつは弊職は婚活にも活用するようオススメしております(笑)
 何が言いたいかというと、そのぐらい汎用性が高いって事ですよ。



このバイブルが明日から変わるので、弊職も新しい共通言語について知識を深めなければいけません。

当然のことですね。
イメージ的に言うと「旧約聖書から新約聖書に変わる」イメージでしょうか?


さて、長々と書いても仕方がないので簡単にまとめますが、古いプロセスガイドラインが「ITコーディネータ向け」であったものが、今回のバージョンアップから内容が経営者が活用出来るように変更されました。

どういう意味かと申しますと、誰でも無料で内容を読んでいただいて、誰にでも活用できるように変更された訳です。



そこで、素朴な疑問が生まれます。

「じゃあ、ITコーディネータって何をしてくれるの?」って事です。


この答えは実に簡単で、「自己啓発本」や「ビジネス書」を読んでも、効果が出る人は果たしてどのぐらいいらっしゃるのでしょうか?って事です。

例えば日本の経営者全員にビジネス書を読むことを法律で義務付けたら世界一のGDPになっていていいはずですよね?

しかし、現実にはそんな事はありえません。


「ダイエット本」を読むと必ず痩せられるのでしょうか?

答えはNoですよね?

つまり。ITコーディネータは経営者に寄り添い、変革を実現するために存在しているのです。

改革を実現出来れば、その会社のステークホルダー全員に富が生まれます。
その為にITコーディネータは存在します。


どうも勘違いされやすい名称なので、実は弊職も困っているのですが、「ITコーディネータ」というとなんか「新しいシステムを持ってきて、業務のやり方を変えてハイ終了!」みたいなイメージをもたれやすいのですが、実は全く逆です。

ご経営者様がご自身で会社の現状を理解し、それをどのように変えていくのか、そして、それをどのように社会に生かしていくのかを決定し、実行・実現するためのファシリテータ。それがITコーディネータです。

明日から、新しい年度が始まります。
弊職も、明日から新しい気持ちで、新しいバイブルと共に全力で日本の経営者を支えて行きます。

激動の時代を一緒に楽しんでいければ幸甚の限りです。
今後とも、御指導、御鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。


今日も、最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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