2012年4月15日日曜日

知と知識

まずはお詫びです。
弊職、営業日にはブログを更新すると決めているのですが、出来ませんでした。

一応、言い訳じみた事を書いておくと福島原発事故の進行に変化があったからです。
外部環境が刻々と変化する状況において、予め貯金しておいた時間を先に使うのが弊職の戦略。

経営者は特に常日頃から外部環境のモニタリングが必要ですね。

別に避難を強要しているわけではないのですが、こことかここをご参照いただいて、今、何が起きているのかを考えて行動しなければいけません。

ご判断はご自身で行なってください。

もし、避難をご検討されていらっしゃる方はお問い合わせいただければ無料で対応させていただいております。
どうぞご遠慮なくお問い合わせくださいませ。


さて、閑話休題。


本日のテーマ。
知と知識です。

先日より、橋下大阪市長と池田信夫氏を始めとした自称評論家の皆さんがTwitter上で討論されていらっしゃいますが、自称評論家の皆さんが実に的を得ない発言が散見され、実に残念な思いでいっぱいになります。

この食い違いの源泉は知と知識の差にあると考えます。


弊職の定義は以下です。


知=過去の体験、経験から得られる知識を総動員して未来を作り出すこと


知識=過去情報と現在情報の集積




つまり、知で行動している橋下大阪市長と知識で応戦している自称評論家の皆さんにはそもそものスタート地点の違いがあるので、議論になりえません。

このブログで、どちらが優れているなどと偉そうな事を述べるつもりはありません。

ただ「どちらが今の大阪を始め、この日本国に必要なことなのでしょうか?」と単純に感じます。


さて、弊職は平成22年度後半から経産省・中小企業庁が進める農商工連携に参加させていただいていますが、ここでは我々のGWでは知と知識を分けて考えて活動をしています。

どういうことかと申しますと、知識については日本最先端の物を吸収し、自分達で実際の工程を体感して、日本の農業、工業、商業のエンパワーメントを図る試みです。

つまり、我々が目指しているのは日本の未来です。

これには、農商工連携事業に携わる我々が、現場に赴き、実際に働いていらっしゃる皆様と話をし、どんな苦労があるのか、どのような事に現在困っているのかを伺います。
さらに、自分達の手を汚し、作業を行ったりもします。

ここが、知と知識の差です。

自ら手を汚さずに、過去や現在に存在する方法論だけにすがりつき、そこを論じても意味のないことです。
作らなければいけないのは未来ですから。

ただ、ベンチマークは必要ですよ。
お間違いなく。



最後に、弊職の活動を少しご紹介しましょう。


昨日、日本橋にございます一文株式会社東京店で開催された日本橋きもの倶楽部(facebookです)におじゃまさせて頂きました。

弊職は中小企業庁の施策であるJAPANブランド育成支援事業にも協力させて頂きたく、活動をしておりますが、必ず、現場に赴き、自分の目で聞き、触り、触れた上で情報収集を行い、戦略を立案させていただいております。

作家の岩崎るりは先生の採寸をする和裁士梅田美香さん

きもの総合研究所 和の国の手ぬぐい

和学者 中塚一雄先生
FM京都三条ラジオカフェ「純庵きものカフェ」の純庵先生です
和布伊勢谷 高尾明宏先生

日本の伝統文化はもはや風前の灯、絶滅危惧種かもしれません。
一方、海外からは高い評価を得ています。
写真では伝わりにくいので残念ですが、恐ろしくなるくらいの技術力です。

せっかくの日本の持つ資産を捨てているのも同様です。
実にもったいない。

この恐ろしいぐらいの技術力を活用し、価値を伝え、外貨をしっかり持って来る。
人、物、金の三位一体化(バランス化)とリアルタイムで行うSPDLIとPDCAのダブルループコントロール。

これしかありません。
是非、御経営者様におかれましては、知と知識の違いを見極め、経営のヒントにして頂けますと幸いです。

今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。



追伸

弊職、10月に一文株式会社東京店様で開催されるきものファッションショーのWEB広報をさせていただくことになりました。
追って、随時ご報告させて頂きます故、宜しくご査収頂けますと幸いでございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿