「IT経営」なんて偉そうな事をこのブログでも発信させていただいていますが、正直、IT経営なんて最初から考えなくてもいいんですよね。
「コンピュータ苦手だから」
「そういう事は部下に任せているから」
そうおっしゃる経営者が実に多いんです。
経営者ばかりではありません。
先日も都内で開かれた勉強会でお会いした大学教授は「そういうの全然ダメだから」といとも簡単におっしゃっていました。
正直、びっくりしました。
「あのー、電話もITの一種なんですけどー」っていうのが弊職の正直な感想。
何も最初から「◯◯システムを導入してソリューションの解決をしますっ!」なんてことはありえませんから(笑)
それは騙されたと思っていただいてほぼOKです。
何故なら、それで実際に成功をおさめている会社はほとんど存在しませんから。
もっと言うと、弊職も騙していた方ですから。。。
今や、ITのプラットフォームはSaasをはじめとしたクラウドサービス等、ほとんどがNET上で簡単に導入出来るようになっています。
今までのやり方でやっていただいて全然OKなんです。
ただ「それだともったいないですよ?」って事なんです。
もう、既に国境は無いに等しく、情報が世界中を駆けまわり、欲しい情報はすぐに手に入れられる世の中です。
物流も随分と変わりました。
金融もしかりです。
国内が不況だから先が無いのでしょうか?
少子化になるからマーケットが縮小するのでしょうか?
答えはNOです。
なにも国内のサービスだけを使う必要はないですから、どんどん導入していったほうが、結果として経営が楽になります。
IT経営=パソコンを使うこと ×
IT経営=時間を創出すること ◯
というわけです。
非常に分かりやすい例を挙げてみましょう。
弊職の次女(4歳)はスマートフォンもパソコンも使いこなします。
音声検索で自分が見たい動画を見つけて、勝手に見ています。
これ、特にこっちが教えた訳ではありません。
弊職が使っているのを横から見ていて勝手に覚えたのです。
キーボードなんて勿論使えません。
でも、天気はどこを見ればいいのかが分かっているので勝手に調べます。
「パパ~、明日雨だから傘持っていったほうがいいよ。」なんて普通に言ってきます。
彼女は自分では意識せずに時間に縛られる事を放棄しています。
何故なら、自分に必要な情報を好きな時間に行なっているわけですから。
4歳の女の子が普通にITに接し、情報を好きな時に取り出しています。
そして約束している夜10時までにはきちんと寝ます。
勝手にパソコンを覚える子供達 さすがに怖いので今は一人一台体勢です(笑) |
子供ネタでもうひとつ
自宅事務所のすぐ前に公園があるのですが、先日、おそろしい光景を目にしました。
子供達が遊んでいるのは「カンケリ」です。
ただ見ていると普通に声を出して、楽しそうにカンケリをしています。
ところが、しばらくすると全く無言のまま、沢山の子供達が一斉に多方向から缶を蹴りに飛び出してきたのです。
彼らの手にはNINTENDO DSがありました。
もう彼らはチャットで情報を交換しながら戦術を互いに相談し、声を出すべき時は声を出し、無言が必要な時はDSを使う訳です。
いいですか?
子供達ですらITを活用しているんです。
逆に言えば、大人がITを使わない事はありえないのです。
実にもったいなさすぎる。
是非、中小零細企業(弊社もそうですが)におかれましては、効果的にIT活用をされることをオススメします。
「でも、どうしていいかわからない」とおっしゃる方は是非お近くのITコーディネータにご相談ください。
必ず、親身になって相談にのってくれるはずです。
是非とも効果的にご活用ください。
そして、どんどんいじめてあげてください。
その方がITコーディネータ冥利に尽きるってもんです(笑)
なにかのヒントになれば幸いです。
今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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